環境マネジメントシステム(EMS)をベースに『法順守』、『未然防止』、『パフォーマンスの向上』の3つの柱で環境保全活動を推進しています。この考えをもとにAW国内・海外グループをはじめ、仕入先へ展開し、グローバルに取り組んでいます。



化学物質はアイシン・エィ・ダブリュの企業活動に多くの利便性をもたらすとともに、環境負荷の一要素となります。
私たちは化学物質の恩恵を活用するとともに、環境負荷を最小限にする様努めています。
新規油脂・薬剤の使用を計画する部署は『MSDS』を基に関連する法令のチェック、排水処理性テストなど行ったうえで使用前に申請します。次に、環境管理部署が人体、環境への影響を含めた総合的な評価を行います。こうして、許可された油脂・薬剤のみを社内で使用します。

アイシン・エィ・ダブリュでは、土壌・地下水汚染となる有機塩素系溶剤のうち、トリクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタンを1993年末に全廃するまで使用していた経緯があることから、使用履歴のある事業所について、土壌調査、地下水調査を行いました。その結果、汚染の確認された本社事業所については、最も効果的な方法を検討し、浄化計画に基づき対策を進めてきました。
油脂類の地下浸透による土壌汚染防止を目的に、地下ピットの溜桝、中継槽等を対象にライニング処理を進めてきました。2008年5月に既存設備の全88箇所に対し、対策を完了しました。また新規設備においても設計段階からこの仕様を織込むことを前提に設備導入を実施しています。
さらに2011年度からは、3ヶ年の計画で埋設配管の見える化を実施していきます。

大気への環境負荷を軽減するために最新技術を取り入れた設備対策、有害物質の排除、及びクリーンエネルギーの導入等の活動を推進しています。
焼却炉から有害物質を発生させないため、燃焼管理の徹底・排ガス除去装置の設置により塩化水素ガス・ダイオキシン類等の有害ガスの発生抑制・除去を実施しています。また、継続的に測定監視を実施し排出基準の遵守に努めています。


社内で発生する含油排水・生産工程排水・生活廃水は総合排水処理施設で一括処理し、また工場内に降った雨水も油分離槽を設置し、水質汚染の防止に努めています。また、処理水の一部を工業用水として循環リサイクルし水省資源化にも努めています。

アイシン・エィ・ダブリュは工場内の全ての雨水を油分離層および、社内調整池に回収し、油類が河川に流出しない体制を整えています。

岡崎東工場のビオトープは、排水処理場からの放流水が流れる小川を中心に、地域の動植物が暮らす場です。下流の河川に住むメダカやカワムツをこの小川に放流し、生態系に影響のない事を確認しています。

アイシン・エィ・ダブリュは、未然防止を重点に騒音対策に取り組んでいます。発生源対策を第一に、計画段階で低騒音仕様を施設・設備・機械などに盛り込んでいます。また、必要に応じて設備・機械に防音ボックスを設置するなど、作業環境を含め低騒音に努めています。各工場では、定期的に騒音測定を敷地境界で行い、基準値以下であることを確認しています。
敷地境界へ影響を与える設備に対しては、計画段階の評価だけでなく、更新などの変化点に対しても確実に再評価できる仕組みで防音対策に取り組んでいます。




工場緑化通商産業大臣賞受賞

全国花のまちづくりコンクール農産園芸局長賞受賞





従業員の満足度向上の1つとして休憩所を増設しました。樹木や芝生を植えたり、健康器具を設置する等して良い環境で休憩できるよう、公園・庭園風になっています。

「ものづくりセンター」の屋上緑化(約2,000m2)が2005年に愛知県で初の屋上緑地帯に認定されました。屋上緑化は空調エネルギーの低減にも寄与しています。
春には桜やツツジ、冬にはパンジーなど植物により従業員または来客者の方々が季節の移り変わりを感じることができます。



