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プロジェクトストーリー
(AT事業)|生産技術

チャレンジングなAW製品。
その生産工程もまた、
挑戦の結晶。

挑むからこそ進化する。

設計図に描かれた製品を量産するには、工場設備が必要となる。「どのような機械を何台使用し、1個あたり何秒、いくらのコストで生産する」といった立案をする「工程設計」から、機械の「導入・設置」、そして「工程設計どおりの品質、生産性が確保されているか」を検証・調整する「工程整備」までを行い、品質とコストを両立させた“うまいものづくり“を実現するのが、生産技術の仕事だ。

たとえば石川が担当する熱処理ラインは、駆動力を伝達する歯車などの部品に、いわゆる「焼き入れ」を施し強度を上げる、ATの寿命を左右する重要な工程。ハイブリッド焼き入れであるマイルド浸炭というAWの大きな強みである独自技術もある。それでも新たな挑戦をたくさん詰め込んだ欧州自動車メーカー向けFF8速ATでは、工程整備に苦心した。「軽量化のため、ある部品で新材料を採用したところ、量産直前に焼きムラなどのの問題が発覚しました」。原因解明までの間、熱処理をする際、現象が出やすい位置を避け、間引いて積載する方法で対処。並行して粘り強い原因究明を行った結果、「材料中のある成分が、焼き入れ時に製品に付着した前工程の油の成分と反応して膜を作り、焼入れを阻害している」ことが判明し、ようやく根本的解決が可能となった。

メカもソフトも機械の手配も。

ときには製造部品質グループと協業で、検査方法を考案することもある。和田はFF8速ATに対する重要な顧客要求の一つである「キビキビしたシフトチェンジ」を実現するための、シフトレスポンスの検査方法確立に挑んだ。実車を模した既存の「完成品検査テスター」に、この項目を測定する為の装置追加とプログラムを開発。走行状態を検査テスターで再現するため、開発スタッフの協力を得ながらパラメータ設定を造り込んだ。「その結果発売後に『キビキビした走りが評価されている』と聞くと、仕事に対するやりがいと充実感を実感します」。

生産技術の仕事には、ときには技術者としての臨機応変な対応力も必要となる。GenⅢでは、欧州の燃費規制目標を達成するため、ギリギリのタイミングで設計変更が入り、トルクコンバータ内で駆動を伝達するある部品に、油の抵抗を低減するための穴開けを行う必要が生じた。これに対応したのが西澤。「寸法精度を出すためにはプレスでなく切削による加工が必要でしたが、新品の機械は納期が半年かかる。そこで社内で使えそうな設備をなんとか探し出し、納期を3カ月に短縮して量産に間に合わせた。」

図面を現実の製品にする。

機械の手配の一方で、西澤は開発の技術者と、品質に影響を与えず作り易い形状への設計変更ができないか話し合いを重ねた。このように、生産技術が製品設計に踏み込むことも珍しくない。石川も、「設計と製造の間で、図面を現実のモノにする“ものづくり”をするのが生産技術。我々がいなければ、たとえ設計図どおりのモノがつくれても、高価になってしまうかもしれない」と言う。「他部署の多くの人や設備メーカー、ときには仕入先と、いろいろな人に関わる。設計もできるし工程も分かる。部品の原価見積りもする。何でもできてツブシがききます。」と西澤は笑う。世界に先がけたチャレンジングな製品づくりを、彼らはあらゆる方向から実現に導いている。

PROFILE

  • 石川 正典

  • 西澤 弘輔

  • 和田 耕司

Facebookページ「AW Palette」ですが、
掲載を終了させていただきました。
閲覧いただきました皆様へは心よりお礼申し上げます。

弊社採用HPにて情報を発信してまいりますので、
何卒ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
人事部 リクルートグループ 新卒採用担当